120%活用!スクーリングの復習(9月30日開催)
みなさんこんにちは
TBC受験研究会統括講師山口正浩です。
先日9月30日に開催されたTBC受験研究会のスクーリングを120%生かすための復習方法を紹介します。
9月30日(土)のスクーリングの概要
TBC受験研究会の9月30日のスクーリング内容は、全ての問題を令和5年度の第1次試験から作成しています。
そのため、すべての受講生が過去問では見たことのない問題を解答することになります。
当年度の第1次試験の問題から事例問題を作成する理由については、下記の記事をご参照ください。
具体的な復習方法
事例Ⅰ
前回のスクーリングと同様に、設問要求の知識軸からズレないように解答できているか確認しましょう。今回のように(本試験も同じですが)難易度が高い問題では、合格点を確実に得点するために特に大切になります。
設問要求では問われていない知識も2次速修テキストの抽象化ブロックシートと、1次試験のテキストで必ず確認しておきましょう。
今回の事例Ⅰの与件文章は6次産業化に関連する企業を題材に出題しています。過去の事例企業の取材の際にも6次産業化に取り組んでいる企業が2社あったため、試験委員対策上、題材にしました。
与件分析の際には、第5段落と第4段落の因果関係を復習しておきましょう。さらに、第2段落と第3段落にある初代社長の時代の強みをしっかりと把握して、解答作成に生かせるようにしましょう。
設問要求には、交流会で得た情報を有効に活用という制約条件があることを再確認しましょう。
事例Ⅱ
設問要求には、マーケティング戦略の観点という制約条件があることを、確認しましょう。与件文の分析の際には、解答解説講義で紹介したように、4Pの視点で2段階型の抽象化をしながら、分析しましょう。
解説で紹介している令和5年度の第1次試験の問題には必ず目を通しておきましょう。選択肢の内容を把握して解答例を読み返してみると、さらに理解が深まります。
与件文の第1段落と第2段落の強みを活用できたかについて、再確認しましょう。
事例Ⅲ
設問要求には、「停滞時の~」という制約条件があることを、確認しましょう。ここを読み落とすと字数内に書ききれなくなるため要注意です。
与件文の【生産の現状】の第5段落の加工工程に着目しましょう。加工工程の範囲を把握して対応策を検討するようにしましょう。
今回学習した内容とともに、1次試験の速修テキスト運営管理p262~の第4節(Ⅳ)IEの内容について復習しておきましょう。
6次産業化について
上記の内容を少しかみ砕いて説明すると、農業を1次産業としてだけではなく、加⼯などの2次産業、さらにはサービスや販売などの3次産業まで含め、1次から3次まで⼀体化した産業として農業の可能性を広げようとするものです。
今年も昨年同様に的中すると、ライバルと20点は差がつきます!
がんばって復習しましょう。