120%活用!スクーリングの復習(8月26日開催)
みなさんこんにちは
TBC受験研究会統括講師山口正浩です。
本日8月26日開催のTBC受験研究会のスクーリングを120%生かすための復習方法を紹介します。
8月26日(土)のスクーリングの概要
TBC受験研究会の8月26日のスクーリング内容は、全ての問題を令和5年度の第1次試験から作成しています。
そのため、すべての受講生が過去問では見たことのない問題を解答することになります。
当年度の第1次試験の問題から事例問題を作成する理由
当年度の第1次試験の問題から事例問題を作成する理由は、ズバリ!試験に出題される可能性がとても高いからです。
令和4年度の第2次試験の事例Ⅰ、事例Ⅱを見ても、令和4年度の第1次試験に関連する内容が出題されています。
また、出題された問題は、受験予備校の解答速報でも解答に揺れがでるような難しい問題となっています。
そして、昨年度のスクーリングの内容がズバリ出題されて、合格者からそのまま書いたら72点取れました!という嬉しいコメントもいただいております。
例年、TBC受験研究会の講師陣は、令和5年4月27日に発表された新試験委員が、第1次試験でどのような問題を出題するのかに着目しています。
また、従来の試験委員が当年度の第1次試験で、どのような問題を出題するのかにも着目しています。
第1次試験の知識を知っていても試験本番では、なかなか与件文から抽象化できないものです。また、段落ごとの因果関係も把握しずらいものです。
そこで、スクーリングでは、第1次試験の終了後に、事例問題を解答して、一度間違えてもらい、試験本番では確実に解答して得点してもらうことを目指しています!
しかし、第1次試験終了後に事例問題を新作で3つ作成するため、かなりタイトな納期なりますが、そこはTBC受験研究会の事例問題作成チームが全力で作成しました。
具体的な復習方法
さて、前置きが長くなりましたが、具体的な復習方法です。
事例Ⅰ
設問要求の知識軸からズレないように解答できているか確認しましょう。今回のように(本試験も同じですが)難易度が高い問題では、合格点を確実に得点するために特に大切になります。
2次速修テキストの抽象化ブロックシートと、1次試験のテキストで出題された知識は必ず確認しておきましょう。
第4段落目の初代社長が、どのように業務プロセスの変革を実行したのかについて理解しましょう。また、令和4年度の2次試験にも出題された、経営戦略と組織形態の発展段階モデルについても1次試験のテキストを確認しておきましょう。
第9段落の弱みについて、なぜ、そのようになってしまったのかを、高い階層の視点から考えてみましょう。
事例Ⅱ
設問要求は、商品配置という制約条件があることを、確認しましょう。
運営管理のテキストで、ISMとISPの知識を確認しておきましょう。
ISMの知識と与件文の第7段落の顧客アンケート調査の内容を加味して、改善の方向性を検討できたが確認しましょう。
与件文の第4段落の体験価値について、今回と異なる切り口の問題が出題されたときのために、具体的な内容を第4段落で把握しておきましょう。
事例Ⅲ
図表の読み方を理解してきましょう。図表を分析させる問題は、過去問の傾向から、忘れたころに出題されるため要注意です。
与件文の第1段落から、製品の種類と生産ごとの生産量がどのように推移したのかを確認しましょう。そこから、知識の軸を考えましょう。
今回学習したレイアウトについて、1次試験のテキストで確認しておきましょう。
今年も昨年同様に的中すると、ライバルと20点は差がつきます!
がんばって復習しましょう。
次回のスクーリングは9月30日です。こちらも新作を作成していますのでお楽しみに。