2次直前対策がんばりましょう!(TBCの受講生限定)
みなさんこんにちは
TBC受験研究会統括講師 山口正浩です。
先日、直前対策の事例演習の教材を投函しました。台風の影響等もありますが、本日、遅くても明日には到着すると思います。
学習の進め方
まずは、制限時間80分で解答しましょう。ここは、今までの実力完成演習、模擬試験と同じです。
毎回そうですが、与件文も含めて本試験並み(たまに本試験の方が簡単に見える問題もありますが)に分量が多く問題も難しいため、設問要求を把握して、どの問題を確実に得点し、どの問題は最低でも半分は得点するのかを見極めて解答しましょう。
この時期のため、一点でも多く得点するために、時間配分も考えて解答してみましょう!
効果的な復習方法(ここからは、添削課題を解答して提出してから読みましょう)
今回は、直前対策ということもあり、令和5年度4月に発表された新試験委員の書籍、論文等で取り上げられていた知識や紹介されていた企業からの作成はもちろんのこと、令和5年度第1次試験で出題された論点も含めて作成しています。
復習では、事例問題で使用されている知識の軸は、令和5年度の第1次試験の問題と照らし合わせて復習しましょう。
事例Ⅰ
事例Ⅰで取り上げた企業は、試験委員の論文で紹介されている企業です。
特に、第2問は業界において斬新な取り組みであるため、間違えた場合にはしっかりと復習しましょう。第3問は事業承継でまだ出題されていない論点のため、解答解説と併せて覚えておきましょう。第4問は試験委員がその企業で紹介していた戦略の方向性のため、しっかりと復習しておきましょう。
事例Ⅱ
事例Ⅱで取り上げた企業は、試験委員の大学のゼミ合宿に関連する企業です。
特に、第2問(設問1)(設問2)の知識については、1次試験のテキスト及び令和5年度の店舗販売管理の問題に目を通しておきましょう。
事例Ⅲ
事例Ⅲで取り上げた企業は、コロナ後に予想される海外展開と工数計画を想定した企業です。
特に、第2問、第3問の(b)欄の対応策は、与件文章を加味して、具体的に書けたかどうかを確認しましょう。
事例Ⅳ
事例Ⅳは、本試験同様に計算力が問われる事例問題を出題しています。
あまり難しい問題は、私も受講生時代に財務関連は苦労したので出題したくないのですが、本試験が難しいのでレベル感を合わせて難しくしています。模擬試験同様に難しいですが、3回は復習して同じ計算パターンの問題が出題されたときには確実に解答できるようにしましょう。
時間配分を検討する際には、自身の計算能力を考慮して、時間をかけても確実に得点する問題と、深追いしないで失点を防ぐ問題を見極めて1点でも多く得点できるようにしましょう。事例Ⅳでは、無駄に深追いしないことも大切です。しかし、本試験で計算パターンが当たると確実に得点できるため復習はしっかりとお願いします。